和食にはかかせない「ごぼう」。 食べているのは日本人だけ?!
一般的な「ごぼう」の旬は、冬ですが、5月になると「新ごぼう」がたくさん店頭に並びはじめます。この「ごぼう」と「新ごぼう」は、品種に違いがあるわけではありません。「新ごぼう」とは、少し早めの初夏に収穫した「ごぼう」のことで、まだ完全に成長しきっていないために、通常の「ごぼう」よりもやわらかく、アクが少ないのが特徴です。 「ごぼう」は、筑前煮やとん汁、きんぴらごぼうなど、日本では一般的な料理に使われていますよね。 ですが、実は食用としての消費量は日本人がダントツ!海外では、木の根っこだと思って敬遠されているようで、使用するとしても薬として使われることがほとんどなんだそう。そんな、海外では薬として使われている「ごぼう」には、どんな効果があるのでしょうか。 「ごぼう」には、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維の2種類があり、「ごぼう」には、これらの両方の食物繊維が含まれています。 不溶性食物繊維は、胃や腸で水を吸収してふくらみます。そして、便をやわらかくし、かさを増やします。すると、排便の量や回数が増え、消化管を通過する時間が短くなり、発がん性物質が大腸の粘膜に触れる時間も短くなるそうです。 一方の水溶性食物繊維には、粘り気があるため、消化管の中をゆっくり移動します。そのため、糖質の消化吸収もゆっくり行われ、食後の血糖値を急激に上昇させないよう効果を発揮するといわれています。また、胃腸の中に留まる時間が長いので、おなかを空きにくくし、食べすぎ防止にも繋がります。 このような「ごぼう」が、今まで海外ではほとんど食べられていないなんて、不思議ですよね。それは、ごぼう独特のえぐみや香りがあまり受け入れられないからだそうです。日本では、先人の知恵と、受け継がれてきた伝統的な食文化のおかげで、そんなごぼうも美味しくいただけるなんて、ありがたいことですね!
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