日本人にとって特別な存在である「米」。 その「米」という字に込められた意味とは?
9月になると田んぼが一面、黄金色に色づき、いよいよお米の収穫時期を迎えます。 日本では、お米を炊いたものを「ごはん」と呼びますが、食事全体を指す言葉としても「ごはん」を使いますよね。それほどお米は昔から日本人にとって、非常に大切な食料でした。また、単なる食べ物としてだけでなく、さまざまな儀式や祭り事に使われ、お米は神聖なものであり、神秘的な力が「こめられた」特別な存在とされてきたのです。これが転じて「こめ」と呼ばれるようになったとも考えられています。 また、88歳を米寿としてお祝いするように、「米」という字は「八十八」と書きます。 これは、米作りには、八十八ものたくさんの手間がかかることを意味しているんだそうです。 機械化が進んできた現在でも、たくさんの手間隙をかけてお米が作られていることには変わりありません。 米作りは、春から始まります。苗作りをし、田んぼを耕し、水を張った田んぼに苗を植えていきます。夏の間も草取りなどをし、稲の生長をサポートします。秋になれば収穫をしますが、乾燥させたり、もみすりや、精米をしたりと、収穫後にもたくさんの工程があります。私たちが普段食べているお米は、こうした流れの中にある「八十八」もの時間と手間をかけ、農家の方々が心を込めて丁寧に育ててくださったもの。その一粒一粒に感謝をしながらいただきたいですね。 「今年もお米がたくさんとれますように」と祈り、そしてお米が食べられることへ感謝の気持ちを持つことは、遥か昔から日本人が大切にしてきた心なのではないでしょうか。 田んぼが黄金色に輝くこの季節、食卓に美味しいごはんが並ぶまでの長い道のりを少しだけ想像してみませんか?
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