秋の味覚として代表的な「くり」。 トゲトゲのイガに守られた中身は、小さいながらも高栄養!
普段食べている部分、実は栗の「種」だということをご存知ですか? 栗は、食べる部分が「種」、その「種」を覆っている硬い殻が「果実」にあたります。種の部分を食べ、果実の部分を捨てる。なんとも珍しい食材ですね。 秋の味覚としても代表的な栗ですが、日本人の歴史には深い関わりがあります。 約5500年前の縄文時代では主食とされ、その頃から縄文人が栗の木を栽培していたそうです。さらに、戦国時代には、栗を乾燥させた保存食「かち栗」が「勝ち」に繋がるとされ、勝利祈願に食べられていたとのこと。このことが、今現在でもおせち料理や祝いの席で縁起物として用いられる由縁なのかもしれませんね。ちなみに、栗の木は腐りにくく耐久性が高いことから、昔の家の土台は、ほとんどが栗の木だったそうです。 栗の主成分は「でんぷん」なので体内でエネルギー源になります。小さいとはいえ、ごはんやパンの代用品になるほどの栄養価の持ち主。さらにエネルギーだけでなく、ビタミンB1・B2・C、カリウム、葉酸、食物繊維などバランスよく含まれている優れものです。 最後に・・・栗は英語でなんと言うでしょう? マロン?と答えた方、残念!! 実は「chestnut(チェスナット)」。よく耳にする「marron(マロン)」とは栗色という意味です。なぜ、栗=マロンと呼ばれるようになったのか。それには、フランス菓子「マロングラッセ」が関係しています。マロンはもともとフランス語で「marronnier(マロニエ=セイヨウトチノキ)の実」のこと。昔、フランスではこの「マロニエの実」を使ってマロングラッセが作られていましたが、日本では「マロニエの実」の代用品として「栗」を使用したことから、いつの間にか「栗=マロン」と呼ばれ、それが定着してしまったそうです。 「栗ごはん」「渋皮煮」「甘露煮」「栗羊羹」「モンブラン」・・・。 定番料理からデザートまで、料理幅が広いことも愛される理由の1つかもしれません。縁起がよい、栄養価が高い、昔から日本人の暮らしに馴染みの深い「栗」、さっそくあなたも秋の味覚を堪能してみませんか?
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