畑のレモンとも言われる「カリフラワー」。 ブロッコリーの白い版ではありません!
カリフラワーと聞いて「あぁ~ブロッコリーの白いやつでしょ」と言ったアナタ! 今月の主役、カリフラワーのこと、ぜひ知ってください。 「カリフラワー」には、ビタミンCが豊富に含まれており、免疫力を高める効果があるといわれています。ビタミンCといえばレモンを想像することが多いかも知れませんが、実はこの「カリフラワー」にもしっかりビタミンCが含まれており“畑のレモン”とも言われています。 さて、この「カリフラワー」、ミニチュアの木のような形をしていますが、一体どの部分を食べているのでしょうか?葉?茎?それとも根っこ?? 実は私たちが普段食べている部分は、花のつぼみがたくさん集まった部分。葉や茎を食べる野菜は多いですが、花の部分を食べる野菜はあまりありませんよね?「ふきのとう」や「菜の花」などが同じく花の部分を食べる食材です。 花のつぼみなので、もちろん花が咲きます。買ってきた野菜を長時間放置しておくと花が咲いてしまった!なんてこともありますが、もちろん花を食べても問題ありません。しかし、花を咲かせるために栄養を使ってしまうので、味も歯ごたえもイマイチに・・・。きれいな花を見る前に美味しくいただきましょう。 戦後、洋風文化が流れ込んできた頃は、カリフラワーやホワイトアスパラなど白い野菜が主流だったようですが、今ではカリフラワーよりブロッコリーの方が良く見かけます。それもそのはず、今ではブロッコリーの生産量はカリフラワーの8倍にもなっているそうです。 戦後の食を支えた畑のレモン「カリフラワー」。もしスーパーや八百屋で見かけたら、ぜひ献立に取り入れて見ませんか? 空気も乾燥して寒いこんな季節には、カリフラワー入りのスープや温野菜などもおすすめですよ。
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